Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

お久しぶりの乗鞍

 

matta.hatenablog.com10年ぶりぐらいだろうか、乗鞍に行ってきた。そうだ、前回はブルべでコロちゃん、雪小僧さんと金沢発着したんだった。今回は真夏の乗鞍高原スタート。S田部長のアテンドで、I川さんのワンボックスカーに同乗させてもらった。装備はとても充実していて、前輪を外すだけ。うれしくなって、荷物の積み込みも軽やかに、女房殿に作ってもらった弁当を持って嬉々として出発。そこに大きな落とし穴があった。自転車用のシューズを忘れた。

 

せっかく、積み込みリストを作って管理してオロロ除けのオニヤンマ君まで持ってきたのに、玄関先に出してあったシューズとヘルメットがリストになくて、シューズだけ忘れた。仕方がないので、履いてきたトレランシューズで行くことに。SPD-Lのペダルなら何とか踏めるしグリップする。ただ、ダンシングは出来そうにない。後半のつづら折りの局面でダンシングせざるを得なくて苦肉のさくで土踏まずダンシングはしたけれど。

ゆっくり登りたいS田部長とK林さんに先行して、月末の乗鞍に出場する乗鞍初体験のI川さんとまあまあのペースでスタート。明らかに軽そうだったので少しでもアシストになればと中盤の緩斜面までは頑張った。しかし、急になったところで先に行ってもらってのんびり上がる。どこかで平ペダルでこぐトレーニングがあると聞いたことはあったが、通勤MTBでさえトゥクリップがついている。しかも、滑りやすい小さなペダル。練習になるんだろうか。

回していると普段とは異なる筋肉が疲労し始めたのが分かる。ケイデンスも比較的高目かも。しかし、森林限界を超え頂上付近が窺えるようになってくると、疲労もピークに心拍もどんどん落ちてきた。ずいぶん先に先着していたI川さんに迎えられてガスに包まれた畳平に何とかゴール。ちょっと補給して着替えてから寒さを感じるようになったので後続のS田部長とK林さんを迎えに。数年前、大怪我をされたK林さんも元気に上がってきた。

I川さんがクマと遭遇。後続のS田部長もクマ規制に引っかかったとのことなので、下りは慎重に。大会と違ってバスがどんどん上がってくるのも配慮要。10分ほど下ると寒さも取れてきて写真など取りながら、やはりお山はいいものだと実感。一人で来るのはしんどいけれどこうやって連れてきてもらえるのならまた来たい。部長お勧めの乳白色の温泉とたっぷりの10割そばを満喫して酷暑の金沢へ帰投。同行のお三人にはお世話になりました。

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