Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

4:30起床 かほく練 #1

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前日早寝したので早起きは苦痛ではないが、走れるメンバーとの朝練は気重(汗)走り出せばそんなこと忘れてしまうのはわかり切っていることだけど、なにしろ今年3回目の自転車だし、走れないのは当たり前と開き直ってロードレーサを引っ張り出した。空気圧は気合を入れて7.5、ドリンクも期限切れのパウダーを仕込んで曙光の中スタート。晴れ上がって寒いけどベスト着てきたので何とかしのげる。軽く10分ほどアップをして集合場所へ。ベストを格納してI、N村、N川3氏と4人スタート。湖北大橋でTプロと今回初参加のまっさんと合流。河北潟は朝霧がかかってとても幻想的だ。

1周目でK2さん合流して7人と大所帯になってペースも上がるかと恐れたが、まだみんな身体が動かないようで35,6km/hで穏当に進む。それでも、TプロとN川さんが上げてくれる。新人まっさんも若さを発揮して積極的。3周目バックストレートでN川さんの掛け声がかかってもう心理的に切れた。ショートカットでN村さんと復帰に心がけるが、意外と本隊のスピードが上がっていなくて我々ショートカット組を追いかける形になったようだ。結局、ドリンクに口を付ける余裕もなく終了。要は頑張ったということになるかな。

5:30起床 能登和倉万葉の里マラソン 自己新

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すっきり早起きして本日参加する和倉マラソンの準備。6年ぶりの和倉のフル。フルマラソン前のウオーターローディングは昨晩から経口補水液で実施中。昨年の金沢マラソンはこのおかげでレース中はおろか、混雑するレース前にトイレ待ちする必要がなかった。この寒い和倉のマラソンでどうなるか。家を7:30前に出てGoogleカーナビの予想到着時刻は8:30。ムム、駐車制限時間のギリギリではないか。海浜道路を飛ばしていると、羽咋あたりでリルートがかかって能越道へのJCTには入らず徳田大津ICで離脱。下道で和倉へ向かうルートへ誘導された。おかげで当初の予想時間より10分早く指定駐車場の石崎漁港へ到着。

あとはシャトルバスに乗って会場入りすればよいので楽チンだ。また、今回はお知り合いに温かい温泉キャンプにご招待いただき極楽だ。いつもの極寒テントにはもうもどれないなあ。スタートは真ん前だけど、ビニールの簡易ブレーカをすっぽりかぶってゆっくりと15分前にはスタートに着いた。サブフォーのCでエントリしたけど、初めは極力抑える目的でEにつく。これがまた奏功した。ご近所の富士太さんに声をかけてもらう。大変ご無沙汰だったが、ランは続けている様子。簡易ブレーカを脱ぎ捨てて10:00に5千人近くのランナーがスタート。7年前と6年前のマラソンはここで調子に乗って失敗したなあ。もうそんな失敗はしない。キロ6分ほどの超ユルペースで能登島まで。

能登島に入るとアップダウンの応酬。ここで絶対抑える、とガーミンとにらめっこしながらペースが上がらないように気を付けていてもキロ5分半ほどに上がった模様。前をいく鉄人クラブのHちゃん発見。彼も前半を抑えることに集中していた。一緒に坂を下りながら消耗しない走法を教えてもらう。ピッチ走法で、腕を大振りしないで両手同時に引く。たしかに脚を使わない走りが出来たようだ。Hちゃんと分かれてからもそうしている人を見かける。ひょっこり温泉周辺の2回の折り返しでもつられないように。15km過ぎたあたりでTさんをキャッチアップしてしばらく併走。インフルエンザでしばらく練習できなかったようだ。私も一歩間違えばそうなったかもしれないこれも運不運なんだなあ。

能登島最後のアップダウンで43Zさんをとらえてちょいと挨拶してから前へ進むとサブフォーのペースランナーが引く集団に着くことができた。ペースランナーに初めてついたが、バスガイドよろしくコースやエイドのアドバイスを事細かにしてくれる。おそらく、この方だからだろうけどもこんな親切だとは思わなかった。エイドのおにぎりと一緒にMさんからもらった餞別のジェルを流し込む。ここまで抑えたおかげで足も貯まった。さあ、戦闘開始だ。

25kmで平地基調になってからは自然に身体が前に出た。先行する人をほぼごぼう抜きしながら進むのはとても気持ちがいい。これが後半型ランの隠れたたのしみでもある。気がついたらキロ5分を切るペースになっていることも。あと、15km以上残っているので自重するが一番気持ちのいい時間帯であった。気持ちも足にも余裕が有るので、マラソンで初めて歩きながらエイドをいただく。能登マ丼のカキの大きさにあぜんとした。大きなのが2つも入っていて、それが体積比でご飯より多い。もうちょっと塩味が欲しかったが後に力になった。しかし、そのような蜜月というか蜜な時間はそう長くは続かない。35km付近で次第に足に異変が生じた。マメとツメ。

昨年の金沢マラソンで新調したこのアシックススカイセンサーは、メーカーのフィッターさんにはかってもらったサイズで購入したから安心していたけど、金沢で違和感を実感。今日は足先が泳ぐような感覚も下りで強く感じていた。もう、足先の痛みがピークを迎えて血でも出ているのではないかとしきりに足下を確認していた。でも、なんとか走れる。ようやく、あと5kmの標識。今度は親指がコムラかえったように硬直して握っている形で指が前にのびない。4時間まで30分。キロ6分で行っても十分記録更新できそう。もう歩いて楽になりたい。しかし、この和倉で自己新を達成する意味は、7年前の失敗レースにもとをたどれば続いているのだ。

7年前同様、ふらふらになりながら和倉の町を一歩一歩進む。途中パスしてきたHちゃんやM下さん、サラリーマン時代にランに対する姿勢で影響を受けたK社長も迫ってきているかもしれない。気持ちよく抜かせてもらった手前、今更後塵を拝する訳に行かない。ゴール手前で近所のAちゃんが声を掛けてくれて力が入らないシューズに力がこもってなんとか最後まで走り切った。へたっと丸いすに腰掛けてチップを外してくれたボランティアの高校生の「お疲れさまでした」の声でやっとゴールしたんだと実感した。

結果
タイム(グロス) 3:54:02
タイム(ネット) 3:52:44

金沢より5分ほど伸ばした。この寒い和倉も経口補水液のお蔭でトイレに駆け込むこともなかった。なにより、この厳しいコースでタイムを伸ばせたのは大きな自信になった。最後10㎞のマメの痛みが無ければもう5分は伸ばせていたのにと悔やまれるところだが、まあそれも実力だろう。もうそろそろ自転車シーズンだが、今年はランも並行して継続して少しずつでもレベルアップできればいいなあ。

5:30起床 初乗り 確定申告

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すっきり晴れ上がって、若干冷え込んでいるが久しぶりに自転車乗れそうな、乗る気にさせるコンディション。朝からウエアやら工具やら引っ張り出して乗る準備。昨年購入したカーボンホイールについてきたバルブのエクステンションは意外と気密性が高いらしくて、2か月ほっておいてもこのまま乗れそうなほど圧を保っていてくれた。気温が上がりそうなので、冬用ビブだが半袖アンダーに春用ローマン起毛ジャージに一応ベストだけ着込む。加茂遺跡でNeetaさんと合流して能登方面へ。

2か月ぶりの自転車はさすがに回らない。回転を意識してようやくケイデンス90をキープできるようになっていた。定番のコースで北上。河北縦断道完成のようやく目処がついたかな。来年度中にはなんとかなりそう。羽咋の農道をつないで邑智潟の大橋でぐるっと回ったところでコンビニ休憩。日差しは完全に春。アイスコーヒにすればよかったね。前半は積極的にひいていたNeetaさんだけど、いろいろお忙しくて運動習慣もままならないようだ。自然に私が引っ張る形になる。宝達ふもとでは、見事なウグイスの初鳴きをきいたり、田んぼではケリのけたたましい鳴き声が響いていた。

帰ってからは確定申告の準備。毎年のことだけど、いろいろ手順を忘れてしまって結構時間がかかる。来年はマイナンバーも導入されるし、また戸惑ってしまって時間を取られることになるのかな。

5:30起床 岩本式インターバル

昨日、クライアントへの訪問した際、長年勤めておられた方の退職の場に居合わせてしまって、わざわざ外部の人間の私にまでご挨拶いただいた。70歳。おそらく50年近くの職業人生だが、ぜんぜん年を取られたようには見えない。「感性を要求されるデザイナーは年を取らない」と対応してもらってるMさんがふとつぶやいたが、たしかに思い当ること多い。

今朝は、久しぶりにデザートのフルーツを準備してから薄手のジャージだけでランに出た。ガーミンがまたご機嫌斜めでGPSを拾ってくれなくて、設定をいじってようやく捕捉。今日はインターバルで上げる日。しかし、スピードを維持するためには距離を1000,800,600,400,200と漸減させる岩本さんのインターバルしかない。向かい風の1本目1000mでもう垂れそう。向かいから追い風に乗って2Lのペットを両手に持ってダッシュしてくる青年に挨拶。たしか以前も会ったことがある。春の風が吹く田んぼの上空から北帰行に向かうハクチョウの声がするもう桃の節句なんだなあ。

5:30起床 イオックス下り登り

今日は町会のスキー旅行。昨日は買い出しだけお手伝いして、仕込みは美人婦人会の皆さんにお任せして仕事していた。今朝はいろいろ心配もあって車を出したが、バンの積載を活かしてお手伝いできたのは良かった。イオックススキー場は雪がちらちら降ったり、晴れ間も出たりでコンディションはまあまあ。私はAさんとランに出た。

下りで軽くアップしているとコブへ向かうおしりちゃんが声をかけてくれた。とても楽しそうで目が輝いていたね。我々はいったん下って山麓沿いに福光方面へ5㎞走ったところで折り返し。私は遅れるはずなので、シューズ紐をしめなおすAさんに先行1分ほどか。のぼりに入ったところで追いつかれて、しばらく引いてもらったが1㎞程度で脱落。Aさんからじりじり遅れて200mは差が開いただろうか。心拍は余裕。足が前に出ない。それでも10㎞で1時間は切っていたしまあまあ追い込めたかな。ガーミン忘れてログは無し。

温泉にさっと浸かって、めった汁やカレーライスにうどんをおなかいっぱい食べつついろいろお世話もしていたらあっという間にお帰りの時間。帰りのクルマのなかでAさんから、推進力になる腕の振り、吐くことを意識する息遣いなどアドバイスをもらった。お友達のアドバイスはありがたい。和倉まであと3週間。

5:30起床 トレミLSD 糖質制限バッシング

外の雪は湿気を伴ってシャーベット状に積もっている。これでは気持ちよくランニングはできない。おとなしく、簡易トレミでビデオを見ながらジョグでもしよう。このトレミはフルスピードでもキロ7分半しかでないので、ビデオも集中してみることができる。身体を動かしていると、ぼさっと見るよりは頭に入るように思う。

ドキュメンタリー作家の桐山秀樹さんが心不全で亡くなった。氏のことはほとんど知らないのだが、糖質制限を用いたダイエット実践とその体験記が売れたとどこかで見聞きした程度のことは知っていた。氏の心不全を糖質制限にあたかも関係があったかのような報道がなされている旨を母から聞いた。母はひざを患っていて、その原因が体重にあることを自覚。私の勧めもあってここ数か月控えめではあるが糖質制限を実践しているから、気になるのも無理はない。ざっとネットで調べると3週間で20㎏の減量。ネット上の写真のご尊顔を拝すると、決して健康そうな印象は見えない。しかし亡くなる直前まで元気にしていたというから、糖尿病を悪化させて合併症により病院で弱っていく余生よりは幸福であったろうと他人事ながら思い至ってしまう。

もう一つ新聞で見つけた訃報ははかま満緒さん。中学校の頃、日曜午前の大会や練習を終えた午後にリラックスして聞く、氏のFM番組「日曜喫茶室」が好きだった。軽妙洒脱なトークの向こうに大人の世界が見えて、たしか高校を卒業するぐらいまではずっと聞いていた様に記憶している。78歳。これぐらいまでは元気でいたい。

寝坊 町内ビルドアップ走 この国のかたち

土曜ではあるが、朝からせっせとお仕事。マインドフルネスを発揮してより集中して物事にとりかかるように心がけてはいるが、ときに単調な作業が続く場合は集中力が途切れることが多くなった。ので、初心を思い起こして座禅してみること15分。ちょっとすっきり。30分は座りたいがせっかちな質は簡単には改まることはない。夕食後、まだ腹がこなれていないけど、雨もやんでいるのでランにでる。序盤の足取りは重いが次第に足が前に出るようになってきた。しかし、暗いので押さえ気味でキロ4分半まで。調子は悪くない。

風呂上がりに久々にNHKスペシャル。一時期愛読していた司馬遼太郎の「この国のかたち」を題材にNHKが取ってつけたような「美しい国へ」の匂いがのこるが、壱岐に残る「異国崇拝」や日本人独特の宗教観に迫る東大寺に伝わる「神仏習合」の儀式など映像の力でわかりやすくまとめ上げたのは悪く無かったかな。
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