Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

左義長

午前中の1時間半は氏神さんの左義長のお役目。今年は雪も寒さ大したことはないが、焚かれた炎の輻射熱は心地よい。今年の左義長は、暦通りの15日の日曜と重なった。持ち込まれるお飾りやしめ縄などは各神社さんで競合しているせいなのか少な目か。お賽銭もコインだけだったが、うちは会社の分も含めて3件分も持ち込んだので、野口英世さんを1枚入れておいた。

気が付いたのは子供たちの書初めが目立ったこと。半紙についた炎が燃え切ったころにその燃えカスを上昇気流に乗せなくてはいけない。薄い半紙は簡単に空に舞い飛ぶが、低学年の硬筆の書初めは難しい。中には塾の計算問題のようなものも持ってきている。自分のそれが舞いあがらない子供の視線が悲しげだ。ここ数年、風邪一つひかないのは感染対策で用心しているのもあるけれど、左義長の炎の光と熱を浴びているのもあるのかもしれない。帰りにお賽銭箱をのぞくと結構な数の紙幣も混ざっていた。