Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

6:30起床 選手たちの活躍

6:30起床 空は明るいが日中は雨の予報なのでおとなしく女房殿に送ってもらう。予報通り結構な雨だが夕方には上がって気持ちがいい日曜だった。それには理由があって、今シーズン初実業団レースに出ているケッヘルVCスプートニクのまさに「選手」たちの活躍だ。選手とは名の通り選ばれた人たち。中学生の部活の頃も一般部員と県体などのレースに出られる選手との間に大きな壁があったように思う。自転車に乗るようになってお金を払えば大会に出られるようにはなったが選手とは言えなかった。唯一、市町村対抗の県民体育大会出場がその選手としての体裁を整えた大会と言えたかもしれないが、事実、自転車競技であればだれでも出れた。私の所属する自治体に限れば。

スプートニクの話に戻すと、今やエースのロラ男さんのE1での表彰台へあと一歩の走りには驚いたのは昨日土曜日のこと。周回のラップ速報でこの辺と思しき場所あたりに名前が見つからず、とても心配したが、私が見落としただけで常に上位にいた。フルタイムワーカーの国内トップカテゴリで。まさに彼は練習の虫と言ってよいだろう。しかし、そこには昔の「虫」というイメージは似合わない。とても楽しんでやっているし、自転車友達にも数多く恵まれている。なによりとても好かれているのが、SNSなどを通してよく伺える。

続く、本日のE2のmassanの速報も上位を見逃して、まさかとまた心配したが彼も常に上位にいた。彼もロラ男さんに負けず劣らず練習の虫。忙しい公私をかいくぐる様に時間を作っている。スプートニクには彼ら以外の若手もすくすく育っているようで、チームのポイントランキングは6位。拠点が日本海にあるチームでこれは素晴らしい成績だと思う。ま、今シーズン始まったばかりだけど。

以前であれば、強い選手やチームはどこか近寄りがたい雰囲気を醸し出しているものだったが、今は異なり笑顔の絶えないスマートな人やチームがその条件となっているように思える。日本のプロカテゴリに来てくれたかつてツールドフランスランス・アームストロングなどと戦っていたフランシスコ・マンセボの異次元の走りで驚いたが、レース後の自チームでの様子を中継で見ていると彼の性格の良さもうかがえた。なにしろ43でロードレース未開の日本にやってきてくれるのだから。

がんばっている選手たちに何ができるだろう。先日、女子ロードトップの与那嶺さんに少額のカンパをしたら、丁寧なお礼のメッセージをもらった。内容は私のメッセージに答えたもので、テンプレートではなかったと思う。レースを見に行くのは難しいから、おいおいこれは考えていこうと思う。もう壊れかけのEdge510の後継としてついにEdge820を選定。日本の地図も入るようだし。さあ、トレーニングも始めよう。