Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

6:00起床 河北潟一周駅伝 応援

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寝坊。休みの合った女房殿と河北潟一周駅伝の応援に行くつもりだけど、パラパラと自宅のトタン屋根を叩く音。予定ではかほく市あたりでデポしてランで応援に回る予定であったが、天候が怪しいので車で応援することにして、スタート会場の津幡町役場に向かう。

この駅伝は今年で97回大会。聴くところによると、箱根駅伝が始まった年と同じ年に初回大会が開催されたらしい。箱根が戦時中の混乱期に数回中止になった一方で、こちらの河北潟1周は1回だけの中止で開催回数としては日本一の伝統を誇ると言っても良いだろう。しかし、会場は閑散としていて見慣れた役場の風景とあまり変わらない。

しかし、駅伝のタスキをつなぐという使命をかけて走る選手の意識はかなり高い。お知り合いの自転車仲間も多数参加しているし、応援のし甲斐もあることだ。小雨ぱらつく中、第1走を見送る。カテゴリは全区間36㎞を6区に分けてタスキをつなぐ、一般と高校生の部が15チームと1チーム、そして同じ距離を11区に分ける中学生・同好会の部が20チームで総勢36チームである。

コース上には固まってもそれだけの数だからか、大きな交通規制はない。また休日だから多少車は少ないけど、通常通りの往来。しかし、選手をスムーズに流すためには要所要所の交差点には警察の方、ちょっとした車の出入りがある交差点やショップの出口にはボランティアの方が寒空の下、交通整理に当たってくださっていた。

津幡からかほくへはほぼ平坦であるが、かほく市内は河北台が選手の前に立ちはだかる。そして高松から南進に転ずると向かい風。マラソンと違ってこちらが応援していても、選手側にはそれにこたえる余裕がなく、必死にコースと風と戦っている形相。レースの様子は地域のFM局で生中継されているが、慣れていないせいか残念ながら要領を得られていないので、レースの情勢がよく読めない。

ゼッケン番号は必要ないから、簡潔なチーム名だけは頭に入れてもらって、どこで、どのチームが、何位でタイム差がどれだけなのかを教えて欲しい。というのは、記録が残る繰り上げの制限時間が、トップチームが通過してから20分から30分に延長されたからだ。タスキがつながるかどうかは駅伝の肝。それにかけて練習している仲間のアクティビティはSTRAVA等で見てきた。

結果首尾よく、お友達のチームはタスキがつながり記録が残ったようだ。50年近くこの近辺に住んでいてこの大会に生で触れたのは中学生の時だけだった。ただ、あの40年前の雨の中を走ったのはこの大会だったのか、それとも別の大会だったのかは正直記憶がない。実際今回大会も中学生のカテゴリがあるのに参加チームは無かった。このカテゴリーを残しているのは古くからこの大会を支えている役員の方の思いなのか。

このこじんまりとした大会が、記念すべき第100回大会として成就されるのは東京オリンピック2020の年。そして、次の100年につながるか。来年は少しはお手伝いさせてもらおうかなと思う。