Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

6:00起床 能登和倉万葉の里マラソン10km+フル応援ライド 走行距離【30】kmぐらい?


今朝は久々のランの大会。会場までは能登有料一直線なのでのんびり。コンビニもないのでクロスで買い物に出かけると生暖かい風。20℃以上あったようだ。そのクロスを車に積み込んでのんびり朝食いただいて8時10分前に家を出た。途中は叩き付けるような雨。田鶴浜のICには45分ほどで到着。これが無料になるのはウレシイ。これからデポしての能登ライドが手軽になるなぁ。

自転車を引っ張り出そうとしたところで激しい雨。9:00までに受付を済ませなければならない。結局雨脚が弱まった8:50分ごろ出発。和倉にはぎりぎり9:00に到着したが受け付けはまだまだ長い列が続いていた。また雨が降ってきたのでテントで仕立てた更衣室に入るとほぼいっぱい。隙間に座らせてもらってパンを食べながらエントリーリストを眺めるけど、これまた小さい文字でぎっしり書いてある。フルの参加者は4200名あまり。私がでる10kmは1800名。中高生や子供たちのクラスも入れると延べ7600名余りの参加者なので和倉の町の中は賑やかだ。フルがスタートする10時近くになってテントに激しい雨かみぞれのようなものが叩きつけられて場内はどよめいた。

フルの参加者が出発したので空いたフロアでストレッチなどしながら外をうかがう。なかなか雨がやまないが出走の11時30分前にテントを出でアップを始める。気温がどんどん下がってきて予報通りの寒さ。雨もまたパラパラ降ってきたので、自転車用のシックなビニールがっぱを着て走ることにする。暑ければ脱げばよい。2年前の心底冷えた冷たいマラソンを思い出したのだ。

アップを終えて10kmのスタートの列につく。能登でお仕事させてもらっている会社の若いメンバーを見つけて混ぜてもらう。大挙して10人以上は参加しているらしい。11時と思っていたスタートは11:10。先頭から2、300名ぐらいの位置からスタート。だいたいペースの合う人たちなのでついて行くイメージで最初は抑える。七尾湾にでる最初の登りで早速暑くなってきた。躊躇なくカッパをたたんで脇に抱える。

付けてきた心拍計は170ちょい。これぐらいでいこう。心拍で塩梅見ながら自分なりに落ち着いた走りはできたはず。恐れているのは腰痛。フォームを前傾に意識して足を自然に前に出すように。腰を入れ過ぎないように。しかし、思った以上にペースが上がらない。自転車に乗ってる悪い癖で必要以上に前走者についてしまうのだ。冬用のグローブも暑くなってきてこれは手に持つ。こんなせこい走りをしていてはタイムは望むべくもない。

あと3㎞で向かい風に変わる。ここでペースが落ちてきた。その証拠に周りにどんどんパスされる。多少足に豆のような違和感はあるが、足も心肺も余裕があった筈なのに。やはりスピード練習がたりないねぇ。温泉街に帰ってきて声援が大きくなる。ゴール前ではYさんとHさんの黄色い声援を浴びて俄然力を発揮してなんとか50分切りを果たした。2004年に参加した金沢ロードレース10㎞とほぼ同タイム。

応援してもらって応援のありがたさを知る。参加賞のかき鍋と焼きガキをさっと食べてからフルで戦っているランナーの応援に向かう。それにしても寒い。沿道の温度計は0℃でビニールがっぱを着ていても寒い。ランナーに声をかけながら北上。律儀に返事する人もいる。エアサロンパスがないかと聞いてくる人やストレッチをして立ち止まってしまった人もいる。2年前の自分と重なる。寒さと痛みと自分との戦い。2年後の金沢シティマラソン参加を口にしてしまったが、やはりマラソンをそこそこのペースで走り切るには計画的な鍛錬が必要だなあ。すっかり怖気づいてしまったがやるべきことをやればとも思い直してコースを後にした。