Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

4:00起床 越前加賀アースライドセーフティライダー 走行距離【130】km


目覚ましで起床してせっせと準備して万事完了した4:30、自宅前までくみちゃんにクルマで迎えに来てもらう。今日は越前加賀アースライドのセーフティライダーのお手伝い。このようなお手伝いは、今年のグランフォンド富山に引き続いて2回目。一回コンビニに寄ってもらって5:30に加賀文化会館近くの指定の駐車場に到着。すでに到着済みのkonさん夫妻と一緒にやわやわと準備する。konちゃんは走らなくて、お友達と温泉グルメを楽しむようだ。今回の参加者は担当する130kmで500名。この人たちを20名のライダーでサポートする。昨日まで暑い暑い日々だったので当然熱中症対策を中心に、冷却用の水やら補給をいつもより多めに持った。といっても私はウエストバック1丁だけ。konさんとくみちゃんは背負うリュックまで装備していてお仕事に対するまた甘さを露呈した。

しかし、暑さの予想は外れて前半は大変涼しいライドとなってこの点は大いに歓迎。氷入りのぶっかけ水の出番はないかのように思われたが、怪我をした救護者のために少しは役に立ってやはり持ってきてよかった。コースは昨年の海寄りのコースから大幅に変更されて加賀温泉郷を起点に山中温泉経由でお隣福井県の丸岡へ。そこから九頭竜川を遡上して勝山、そして石川県境谷峠へ向かう厳しいのぼりをクリアして白山山ろくへ。中ノ峠経由で加賀平野に出て加賀温泉へ戻る約130kmの行程。私の走りは平均的な参加者よりは走れているようなので基本引いて、集団走行の楽しみを少しでも味わってもらうことを目標としてこれはまあまあ達成できたと思う。私の知る限りのトラブルは、onixさんの結果的には笑い話のようなハンドル折れから気の毒な救急搬送までさまざまであった。これだけの人数が走れば必ず起こる。起こることを前提にして準備をすると事前に説明されていた主催者の言った通りになったのは自転車に関しては楽観主義の私には良い警句になったと思う。

最後は雨になって、ロングライドに慣れていない参加者には暑さとは異なる厳しい条件とはなったけど、その分得るものもあったのではないだろうか。寒さを覚えながら聞いた地元中学生のブラバンの音色はきっと思い出に残るはず。それほど演奏は素晴らしいものであった。スタッフとしての走りも楽しいものであるが、やはり気疲れしてなかなか時間がたたないことが率直な印象。これまで参加してきたどのイベントにもこのような立場の人がいたんだなと、なってみてわかるありがたさ哉。