Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

4:30起床 尾小屋、大日川周辺ロングライド 走行距離【173】km

光谷トンネル近くの湧き水
明日は町内の行事により走れないので。土曜倶楽部としてローマンで練習会を招集。自転車に乗り始めたころ、いろんな人に教えてもらって乗る楽しさを身に付けて行った。その経験を少しでもお返しできればと不定期で行っている。といっても今回も学ぶべき点はこちらに有って少々考えさせられた練習会となった。

まだ暗い中起床して、ライ麦パンとバナナ、納豆をいただいてRFX8でゴー。今日はバイパス本線で金沢に向かう。白馬ブルベで一灯ダメになったキャノのテールライトに追加して、キャットアイの強力なラピッドモードがウリのをセットアップしてきたので早朝薄暮時でも安心かな。これは単三一本で稼働するので何かと便利。

キャットアイ(CAT EYE) セーフティテールライト TL-LD630 RAPID3

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6時ちょっと前にローマンカナザワに到着した。参加は高森さんに、Y田さん、ICEさんに初対面の翔平君。彼はまだ自転車に乗り始めて間がない。まだフラットペダルで少々不安を覚えたが、その長身と若さに大きな可能性を感じる。まず、今日の目的地白山山麓周辺へ山環経由で向かう。鳥越入り口のローソンは都会のターミナルのコンビニの様相で押すな押すなの大繁盛。これは筋向いに準備中のセブンイレブンの思惑も当然でしょう。準備の良くない翔平君に少々いらいらさせられるけど、ぐっとこらえて。

それにしても足が回らない。もう津幡から30?走ってきているのに。疲労しているわけでもないのにずっしり足が重い。平地は淡々と走って、光谷トンネルへののぼりでちょっとペースを上げてみる。久々のこのコースはずいぶんきれいになっていた。そしてあっという間にトンネル。こんな短かったか。翔平君がずいぶん遅れてお迎えを何度かする。ここでの印象がのちの判断を誤らせることに。すでに暑くなってきた尾小屋方面へ。ここから五百峠へは道なり。私と高森さんでのんびりめで先行して尾小屋トンネルで後方の三人の声が聞こえたなと思ってそのまま先行したら、こつ然と翔平君が消えてしまった。

同走していたICEさんも消える直前まで元気そうに話をしていたらしい。状況は、大日川ダムへの分岐があった。しかし、広い国道の道なりなので直前のICEさんを見失ってここを曲がってしまった可能性は低いと最初に判断したのがまずかった。まず、小松に逃げ帰ったと想定して高森さんにもどってもらう。私も一応分岐からのぼりを切り通しのピークまでいいペースで探索しながら、先ほどののぼりでの彼の足を安く見積もりすぎて引き返してしまった。結果としてここの追跡が足りなかったことが大きくあとに響いてしまった。一旦分岐まで戻って山、平地二手に分かれて捜索することに。もう高校生だしめったなことはないだろうと思うけど、どこか川に落ちて足でも折っていたらと想像するとぞっとする。

私とY田さんは再度大日方面へ。ここでもミス。彼が登ったとしてもこの先へ行く足はないと判断して下り基調の阿手方面へ下ってしまった。Yださんと二手に分かれることも思いついてはいたのだが。しかし予感は的中していて、彼は当初の目的地と知らされていたダム湖畔を目指して直進。その先のダートでパンクして、通りかかった親切なおじさんに回収されて金沢まで送ってもらったという落ち。私は鳥越までもどって高森さんたちと合流して、光谷トンネル経由で来た道を戻った可能性をつぶすため私ひとりで探索開始。高森さんには車を出してもらう準備に金沢に戻ってもらう。トンネル周辺でおーい、おーいと叫びながら再び尾小屋まで戻って、ずっと気になっていたダムまで直進する登りに差し掛かったところで、連絡がついた留守番電話に気が付いた。

暑い中、何度も峠を降りたり登ったりで消耗したが、光谷の湧水のおかげで何とか倒れずに済んだ。オロロが多少飛んでいたが、背に腹は代えられない。耳元でぶんぶんされながら水をかぶった思い出は当分忘れないだろう。本日3回目の鳥越ローソンで休憩していたら機関車よったけさんを発見。金沢まで鶴来バイパス、山環経由で引いてもらった。沿道の気温は34℃。弱かったはずの暑さに自分が意外と走れることを知った夏の日になりました。