Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

2:00起床 海抜0mから別当出合へ手取川遡上ライド(未完) 走行距離【140】km


先週に引き続きonixさんからナイトライドの企画にご一緒させてもらう。初めなぜ集合場所が小舞子なのか首をひねっていたが海抜ゼロからのスタートと聞いて合点した。霊峰白山の登山口別当出合を目指すのだ。2:00起床。高速走ってコンビニで朝食調達、手取川河口で準備完了したところでonixさんも到着。3:00過ぎに真っ暗闇の小舞子海岸で写真を撮ってスタートした。

最近、自転車でよくはしっている手取川沿いの管理道路も真っ暗闇。しかし、二人のOWLEYE3Wで照らせば特に恐怖は感じない。でも、わずかな風だが獅子吼から吹き降ろす風がペースを上げようという気にさせない。気温が予想したより若干低くて10度台前半。川を降りてくる風は冷たい。今回も軽装でウインドブレークアンダーにレーサジャージ+ニーウォーマ。ちょっと失敗したか。鶴来からはR157で遡上することにしてちょっとペースを上げる。真っ暗闇を高輝度ライトで照らすより、わずかでも国道沿いの街灯はありがたいねー。瀬女高原でワンブレークして朝日が上がった手取ダム周辺のトンネルを抜けたら6度まで下がっていた。

これじゃ市ノ瀬別当出合は極寒ではないか。多少恐怖を覚えつつ2人で回しながらアップダウンを繰り返しながらの市ノ瀬へのアプローチに雪は無し。真っ白な白山が正面に見えてきて暖かさも覚えてきたらやがてその恐れはなくなってきた。ビジターセンター前の自販機でコーヒーブレーク入れてから今日のメインの別当出合へ向かう林道へ。登るにつれてどんどん暖かくなってきた。この調子だと雪もないかもしれないなーと登山者を追い越して何度目かのカーブを曲がったところでずいぶんよごれた雪が道を大方埋めてしまっていた。山屋さんがデポしていった自転車があたりに目立つ。山スキーの人ももう板に乗って歩いている。100mほど雪の塊をクリアところで引き返すことにした。ここで7時過ぎクロスでもこれ以上は無理でしょう。

下りはずいぶん暖かくなっていて寒さは感じない。白峰まではいい調子で下って、R157のトンネル群も勝山に向かうバイクや車は多いが金沢方面へは少ない。やはり早起きだねー。帰りはonixさんに手取川沿いの見どころを案内してもらう。終点まできれいに整備されたキャニオンロードを初め、おすすめモンブランのお店やトンデモさん御用達のパン屋さんなど久しぶりにのんびりポタリングさせてもらった。おはぎやの卵かけごはんは次回の楽しみにしておいてonixさんとは鶴来でお別れ。ひとり手取川管理道路を下る。ここが向かい風で一番きつかった。ゴールの小舞子海岸に戻ったら照りつける日差しで夏の様相でまだ10時。早起きナイトライドは得した気分になれますね。