Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

7:00起床 体育の日 昨日の獅子舞

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昨日の町内会の獅子舞巡行と久々のランで疲労したのか、すっかり寝坊。女房殿の朝餉の支度で目が覚める。でも、ようやく先週のマラソンの疲れも抜けてすっきりしたかな。

この町内会の獅子舞は最近復活したそうで、獅子の胴体の唐獅子牡丹が真新しい。染め上げてくれた近所の旗屋さんも江戸時代の町屋の風情で、古式ゆかしいかってのこの町の分業体制を想像できて楽しいね。本当は朝から準備があったようであるが、並行して開催予定の避難訓練のサイレンまでと朝寝していたらすっかり寝過ごしてしまう。10時過ぎに初穂料を持って氏神さんの秋の祭礼に行く。春同様太鼓たたいてもらって玉串もささげてさせてもらう。

一旦かえってから午後からまたのこのこ氏神さんへ。今度は大勢の人が集まっていて、春に越してきてからずいぶん顔なじみも増えたことだ。誘ってくれたO本さんから、白い真新しい法被を借りて祭りに参加する意識がぐっと高まった。神社の社屋では出発前のお祓いが行われている模様。さあ、出発かと思いきや。地域間交流のある辰巳のこんころ太鼓の演舞の披露があった。

「こんころ」の名を表すように太鼓をたたくバチが短い茶筒大の円筒形。これを手にもって踊りながら太鼓をたたく。小さな子供から勇ましい大男、そしてユーモラスなふとっちょクラウンのような叩き手もいてとても楽しい演舞だった。踊りのなかに自転車仲間のI村さんらしき人を発見。ジャージ日焼けの痕で彼氏であることを同定。普段寡黙な彼が、魂を解放させるように太鼓をたたいている様に感銘を覚えたなあ。

さあ、今度はわが町内会の獅子舞の出番。まず、かわいらしい小学校中学年から高学年ぐらいの巫女さんだろうか。自ら振るう涼やかな鈴の音に合わせて一舞。そして、勇ましい獅子舞が始まった。なぎなたを持つ振り手は中学生からいつも行事に熱心に参加してくれる40代のSさんまで4人位だろうか。様々な型や長いなぎなたを持って高くジャンプする技など日々の練習の成果かうかがえる。最初はラジカセのお囃子がとても寂しく感じられたが、うるさくないし観客の反応も良く分かるのでこれはこれでありなのかもしれないね。

これを各町会の事前に決められたスポットで繰り返すルーチンである。この町会は軒と軒が連なるような家が形なしている。通りも狭く、お神輿や獅子が旋回したり通り抜けるのも精いっぱいの路地のようなところもある。時折、お金の入った花を持って出てきてくれる人は年配の方ばかり。終盤は、新しい家がたくさん建った界隈を巡行。案の定、家からできてきてくれる人も少ないが、中には夫婦連れや家族で見てくれる人もいるので、きっと来年につながるはずだ。夕闇迫る18時近くに氏神さんへ。町内会の重鎮に交じって末席でお祓いを受けて、また玉ぐしを捧げた。今年は何度玉串を回したことだろうか。

藤棚白山神社獅子舞保存会のみなさん