6:30起床 ヨシ刈り

昨晩は寒気がするのに中途半端にして寝てしまってのどの痛みがピーク。予定していた河北潟湖沼研究所さんのヨシ刈りキャンセルのメールを打って、昨日の鍋の残りで熱いおじやを胃袋に流し込んで、龍角散トローチ舐めて起きたらなんとすっきり。これならだいじょうぶでしょ。集合時間ぎりぎりにこなん水辺公園に滑り込む。こちらの活動にはずっと注目していて、河北潟の豊かな自然の恩恵にあずかる身としては、一度参加してみたかった。理事長の高橋さん初めヨシ刈りの先輩の方々に教わりながら恐る恐るヨシの生えた湿地に降りる。意外と地面はしっかりしていて長靴で前に進むことができる。ピカピカに研がれた鎌を借りて、基本1本、1本根元から10cmあたりでカットする。勢い余って根っこごと引っ張ってしまってごめんごめんとヨシに謝ること頻り。おとなりの年配のKさんのスピードに圧倒されつつ何とか追いつこうと焦ってしまってずいぶん雑な刈取りになってしまった。

このヨシで来年の夏にヨシ船を作るらしい。一本一本刈り取りながら、小学生の頃だろうか図書館で読んだ筏で太平洋を渡るコンチキ号のことを思い出した。もっともっと遠い祖先もこうしてヨシ船を作って大海原に漕ぎだしていったのかもしれないと思うととても意味があることのように思われてきた。休憩時間に頂いたお茶もしっかりおちゃっぱから煎れてあってうまかったな。来年夏のヨシ船づくりが楽しみだ。
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