Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

6:30起床 初ボルダリング


昨晩は忘年会で楽しく過ごしたがまた飲み過ぎてしまった。でも、水を飲む習慣ができたせいかダメージ軽め。午前中は片つけ、掃除をほどほどにして午後からローマン友達のSさんと人生初ボルダリングへ。人工的に作った大岩(ボルダー)を人力だけで登っていく一種のロッククライミングだ。FB友達の評価が高かった野々市のトライポッドへアポなしで行ってみた。ちょうど、ほかにもビギナーがいて一緒に説明を一通り受ける。気軽なスポーツとは言え、垂直な壁やオーバハングするバルダーを身一つでクリアするには、守るべき基本やルールがある。これを理路整然と一発で理解できるように説明してくれた若いインストラクターの方には感服。

早速、シューズを借りて大岩に挑む。初めの2つのコースはすいすいクリアできたと思う。しかし、3つ目のオーバハングがちょいとかかったコースは何度目かでクリア。ここで両肩が張ってきた。どうも腕力でのぼってきたらしく気が付いたら疲労でもう一個一個のホールドを掴む力も無くなっていた。インストラクターの初心者ほど休まないの言葉通りで、ようやく休む大切さに気が付いた。4つ目のコースはゴールのホールドに手が届かない。若者にクリアの仕方を教えてもらって何とか私もゴール。しかし、もう腕が限界な感じ。

結局、重要なコツは腕力は使わず、手を伸ばして指のひっかけることと足のつま先でホールドを踏みつけることだと気が付いたときにはもう身体が動かなくなってしまっていた。身体はごついのにすいすい難しいコースをクリアしていく若者はオランウータンの様だ。ボルダリングは「身体を使ったチェス」といわれるせいかちょっと脳みそも疲労した気がするが、私のレベルでは気のせいだろう。でも、指先は確実にダメージ食らっていて車のドアノブが引っ張れない。ハンドリングもぎこちないが心地よい脱力感でなんだか気持ち良いもんだね。