Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

Kindle Touch Wi-fi Error


連休前にアマゾンの電子書籍端末「キンドル」が到着したが、Wi-Fiの設定ができなくて放置してあった。3Gでも書籍端末としては十分使えるが、ブラウザやPDFビューアとして使うにはWi-Fiが必須。連休最終日になってようやく重い腰を上げた。ネットで調べるとみんな苦労しているようだ。先代のキンドルの問題点だったDHCPサービスが使えないという記事が目についたが、21世紀もずいぶんになるのにグローバルスタンダードなキンドルにまさかこれはないだろうと、暗号化設定のパターンを変えてみたりしてずいぶん時間を使ったが、結論から言うとやはりDHCPサービスが使えなかった。

動的にIPアドレスの取得ができないなら静的にと考えるのが多少この分野の経験をした者ならだれでも想像するだろうけど、これがなかなか出てこない。"Wi-Fi Error"となった後、アドバンスド設定で冒頭の写真のようにネットワーク名(SSIDまたはMACアドレスという16進数の文字列が多いでしょうか。)のボックスの右側にスライドバーをやっと見つけた。この下に設定箇所があるんです。ここを"Static"にしてDHCPサービスとかぶらないIPアドレスを設定。一応、ゲートウエイやDNSも設定してやって接続完了。e-inkが目に優しくてうれしい。タッチの操作性はまあまあだけど、iPhoneを常用しているユーザはややもたつき感を感じるだろう。iPadに比べて軽いしバックに入れても気にならないが、私は中途半端な重いブックカバーをかってしまって軽さを阻害してしまった。

今年中にはとうわさされている日本語書籍販売時には多機能カラーキンドルのFireで一気に市場を制覇してしまうのだろうか。日本のメーカの思い切った戦略を期待しつつずいぶん待ったが、ついに日本生まれのオフィース機器はプリンタとPFUさんのScanSnapのみになってしまった。