Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

5:30起床 人を助けるすんごい仕組み

東日本大震災から1年を迎えるにあたって希望の一冊。昨晩一気に読んだ。あの時、多くの日本中の人たちがなすすべもなく無力感にさいなまれ、物資が拠点に山積みされたままなかなか末端まで行き届かないニュースや赤十字に募金したはずのお金がいつまでたっても被災した人たちに届かない新聞記事にさらなる無力感を感じた。この本に一つの答えがあって、次はないに越したことはないが、きっと具体的な行動を模索しながらも見つけることができるだろう前例を作ったまさに実用の書。著者は大学院の先生だがむずかしい理屈は一切ない。現場に身を置き、自ら考え、自ら考案した?行動原理に従ってSNSなどネットを活かしさまざまな「すんごいしくみ」を作って、周りの人を巻き込んでいく様は痛快だ。今日もTVでは情緒に訴える報道が大半をしめる。今何が必要なのか何をすべきなのか被災地に今後も常に目を向けていかねばならないと強く感じた一冊でした。

能登和倉万葉の里マラソン応援ライド 走行距離【135】km

さて、今日は日の出とともに万葉の里マラソンのスタート和倉温泉を目指して、わざわざ津幡まで来てもらったコロちゃんとスタートした。私は今年初めてのロードレーサ。前半はロードの軽さにうれしくて足もないのにいいペースで行ってしまって、結局100kmを超えたところで馬脚を現すお定まりのパターン。和倉温泉到着はスタート10時の30分前。スタート前のアナウンスでは被災地南相馬のランナーが紹介され皆の激励を受けていた。お知り合いを見つけては一頻りの応援したところで天気も気になるので早々に帰路へ。帰りは予報通り日本海の低気圧に吹き込む向かい風で春一番だったそうな。コロちゃんが足の故障とのことで、これは引かねばとしゃしゃり出て、気持ちとは裏腹志賀町のころ柿畑で一回目の付切れ。ふきっさらしの羽咋バイパスがこれまた強烈。丸亀製麺でブレーク入れて復活したのもつかの間でもう前にも出ることができなくなった押水バイパスで切れまくり。河北縦断道路では車で救援に来てくれたと思ったneetaさんもこちらの足が終わっていることに気付いてくれなくて、無常の置き去り。最後までコロちゃんに引いてもらいました。ありがとうございました。帰宅して前半のドロドロを落として洗車完了したところで春の嵐の雨風。2年前参加した万葉の里マラソンに勝るとも劣らない修行のライドとなりました。