Webと自転車のはざまで

自転車と仕事を愛する男、mattaの日記のようなものです。

5:30起床 どくとるマンボウ青春記

べっとりウエット。今朝も朝飯前にお仕事。作家のマンボウ先生こと北杜夫氏が亡くなった。たしか教科書に載っていた「どくとるマンボウ航海記」で興味をもって書店で購入。ここから読み始めた。面白いのはやっぱり教科書以外の箇所でどこまで本当かウソかわからない。でもきっと日本とは異質な外国の存在を初めて意識させてくれた本だと思う。これはまだ手元にある。ユーモアたっぷりの作品もさることながら、文学、自然科学、専門の医学への広がりがマンボウシリーズの醍醐味。浪人時代は「青春記」を読んで学生生活を夢見ていたように思う。大作「楡家の人々」もむさぼるように読んで、なにか卒業してしまった感もあってずっとご無沙汰だった。マンボウシリーズはまだ読んでいないのもあるのでまた読んでみたいものです。

どくとるマンボウ青春記 (新潮文庫)

どくとるマンボウ青春記 (新潮文庫)